こんにちは。
ここ1週間下げっぱなしだったマーケットが、久しぶりに全面高となりました。
自律反発のきっかけを探っていたところに19時頃に英中銀がQTを延期してQEに転じると報道されたことがきっかけとなり、金利が急落、株式は全面高となりました。
1.要点まとめ
- 英中銀が債権市場の混乱を収めるため、一時的に金融緩和措置を発表
- それを受けて株式市場は全面高
2.主なトピック
今日の出来事
- 英中銀が9月28日~10月14日まで国債を無制限購入(QE)。28日に694億ドルの債権を買い入れたことを発表。
- 同時に予定していた国際の売却(QT)を10月31日まで延期
- アップルがiPhone14の販売不振により増産計画を撤回
3.チャート
米国金利(10年vs2年)
ポイント
- 金利と株価はトレードオフの関係。数日連続して金利が上昇すると株価が大きく下がる可能性あり。
- 物価が上昇すると金利が上がる
- 平常時は、短期金利(2年)< 長期金利(10年)。これが逆転すると景気後退(リセッション)を示唆すると言われている
表示期間:1カ月
表示期間:5日
VIX(恐怖指数)
ポイント
- 米国S&P500指数のオプション取引を基に算出されているが、日経平均株価にも大きく影響する
- 通常時:10~20%、30%:警戒域、40%以上:パニック状態
- VIXが40%まで跳ね上がると「底打ち=買い場」と言われている
表示期間:1カ月
為替(ドル円)
考え方
- 円安は、輸入企業にとってマイナス、輸出企業にとってプラス
- 円高は、輸入企業にとってプラス、輸出企業にとってマイナス
- ただし、海外拠点で現地調達、現地販売している企業にとっては影響はほとんどない
- 輸出企業が多い日本では、円高が進むと株価が下がることが多い
表示期間:1カ月
S&P500
日足チャート
週足チャート
ナスダック
日足チャート
週足チャート
日経平均
日足チャート
週足チャート
4.ヒートマップ
S&P500
2022年9月28日(水)終値ベース
週間
ナスダック
2022年9月28日(水)終値ベース
今週
日経平均
2022年9月29日(木)終値ベース
今週